上の「元禄播磨の国絵図(部分)解読図」を見てほしい。
平岡(加古川市平岡町)近辺の村々には「○○新村」や「枝郷(えだごう)」が目につく。これらの村々は、新しく開拓してできた村か、もとの村と関係を保ちながら独立した村々である。
詳細については別に触れたいが、これらの村の多くは、江戸時代も比較的はやい時期に成立している。
今日は、「明細帳」等に、それぞれの村の誕生を確認しておきたい。
《野辻新村(のうつじしんむら)》
寛文六・七年(1666・7)『野辻村明細帳』(元文二年・1737)
《寺田新村》
明暦年間(1655~60)『寺田新村明細帳』(元文二年・1737)
《西谷新村》
延宝七年(1679)『加古川万華鏡(岡田功)』(木戸書店)

