ふるさとの思い出           
加古川市出身  芹生 修也

私は加古川生まれですので、之と言ったネタはありません。
そこで 今里伝兵衛さんの新井を神野から二俣まで見てきましたので、報告します。
<新井トボトボ1人歩き>
2009年7月10日 雨 午前9時23分、JR加古川線神野駅着、雨降り出す。ズボンは合羽に着替え雨傘差して出発。今日はトボトボ1人歩き気楽ウォークや。
9時50分頃加古川大堰着(神野町)、一般駐車場で『新井用水』の説明看板「写真1」をみる、看板は今年5月に新調されたようです。
「写真1」
突然 ピカッ ゴロゴロゴロ 雨がザー
後ろの公園の藤の棚の下へ避難、よくよく周りを見ると大きな木のそば、避難場所として少し不安、ヨッシャ歩こ。
改めて新井用水の起点を確認する。しかし加古川からの取水口は堤防の下、道路の下、空地の下等暗渠のため実態はわかりません。
「写真2」の看板の場所では「写真3」のように右側『五ケ井水路』と左側『新井水路』が仲良く並んでいます。
川幅は『五ケ井水路』が1間半ぐらい、『新井水路』が1間ぐらい、起点場所は、大和会館神野の西側、大堰管理棟一般駐車場の道路向かい。
「写真2」
「写真3」
トボトボ1人歩きスタート、
看板西側堤防沿いに南に下り新神野町内にはいると素敵な疎水が続きます「写真4」。
住宅の中を通っているので両岸は舗装されています。
神野駅の少し北より水路が東に向かいます。
またゴロゴロ 避難したところが納屋の前、臭いがきついのでよくみると牛小屋のようでした、早々に退散。
「写真4」
何故か新井は東に向かい西神野の田園地帯を迂回します。トボトボ歩きにうってつけ。
いい感じの田舎風景です「写真5」。 日岡山裾に近づくと『曇川』が横切っています。
ゴロゴロゴロまた雷、逃げ場所はありません。 ハテ?サテ?。
「写真5」
次ページへ 新井の前方には『曇川』が横切っています。
「新井よお前はどうするんだ」。
「写真6」のごみ取り装置の向うは『曇川』です、ごみ取り装置の右後方に橋があり渡ると「写真7」のように、左が『新井』、右が『曇川』、見事に横断して並行しています。
人の目には何も見えません。
「写真6」
「写真7」
不思議なことを不思議と思わさない先人の知恵が駆使されています。
気付くと『五ケ井水路』は遠くに離れておりました。
『曇川』とも少し先で分かれます
 日岡山の裾は新井沿いに行くと道が途切れ私有地?に入り込みます、要注意。
日岡山の北西は新井が堀のように取り巻いています。
「写真8」は日岡神社門です、門の手前白壁の手前を新井が左から右へ流れています。
この辺りから『新井緑道』ウォーキングコースとして整備されています。
「写真8」
「写真9」
日岡の大野から水足にかけて、 トボトボ1人歩きも悪くはないなと雨が降ろうがどうってことはないなと思っていたら なんと何と播磨化成の北西のところで道路工事で迂回したら新井を見失いやっと探し当てたら、吃驚仰天 新井の水が地下水路に吸い込まれておる。
《二俣の新井はどこへいったんや》
播磨化成西南角、加古川バイパスと県道尾上~水足線交差の「山の越」の信号西側河川が4本全部地下水路に吸い込まれている。バイパスの南側 野口町坂元の北方面 新井らしき川発見、しかし何んと水が東北東向いて流れている「写真10」。
「写真10」
前方中心より上の水平線は加古川バイパスの南より撮影、川の水は前方(東北東)に流れている。
さて少し落ち着いて、私の今日のトボトボ1人歩きの準備物の紹介をします。
①地図(神野から二俣までぜんりんの拡大版9枚)②方位磁石③カメラ④飲料水⑤かっぱ。ほか地図に従って行くと国道2号線野口交差点東南角の仏具屋の裏を新井はながれている、が 水は北方向に。
新井を二俣方面に向かえば何があるんやろ?
どんどん行くと行き着いたところは、大蔵輸送機KKの裏に 新井の 三叉路があり、北流れは今来た水路、東流れを辿ると馬屋の池、池の放出水が大蔵の工場の裏で北と、南に分かれている。
南流れに沿って行くと 中部中学の南側には『新井用水』が紹介され「写真12」周辺も整備されている「写真13」。
「写真11」
「写真12」
二俣の人は《田の水は加古川の水や》と信じている。でも今日は違う明日も違う。
どんどん行くと 『二屋』また逆流している、が この現象は新井用水を地域交互に使用しているための現象と思われる(二俣への放出をとめている)。
二屋の スーパーまるなか の北を新在家の信号に向かって200メートル程のところで 新井が道路を横断するが、流れが正常になっている。
傍にマンションがあり新井は暗渠になっておりその中で流れが変わっているようですが何故かは不明。
二俣の新井は今日は雨水?
二屋が水門切り替えても水は池の水
池の水の放水量は北の方が多い
山の越では地下水路(海と直結??)
余分なことは考えずにトボトボ1人歩きを又しましょう(但し野口町・平岡町の水路探索)。
1日お疲れでした。