平岡町二俣探訪:平岡二俣誕生
◇1.平岡村二俣誕生 (明治22年4月1日) ◇ 

  今日から、しばらくは平岡町二俣の探訪です。

では、さっそく出かけましょう。江戸時代、平岡の地には、西谷新村・野辻(のうつじ)新村・寺田新村・新在家村・高畑村・土山村・一色(いっしき)村・中野村・山之上村・八反田村そして二俣村の11か村がありました。

 それらの村々は、明治22年4月1日、新しい村制により合併し、「平岡村」(図参照)を誕生させた。

 したがって、平岡の名称は、この時につけられました。江戸時代、平岡村という名称はなかったのです。この合併に先立ち、明治初年に野辻新村・寺田新村・新在家村がひとつになり、新在家村となり、西谷新村は、明治22年の合併の時、名称を西谷村に変えました。

なお、昭和25年6月15日、加古川町・神野村・野口村・尾上村そして平岡村が合併し、加古川市が誕生しました。

二俣は、加古川市平岡町二俣となりました。

なお、明治22年4月1日に平岡村が誕生しましたが、二俣の有力者・坂田啓太郎氏が明治22年の6月から明治22年の10月までの5年3ヵ月の長い間、平岡町の初代町長を勤めました。

*     図は、『兵庫県市町村合併史・上』(兵庫県総務部地方課)(昭和37)より

  2. 二俣村の商い
 
  3. 加古川地方の綿作
 
  4. 河合寸翁(かわいすんのう)
 
  5. 木綿問屋、坂田藤蔵・坂田最一兵
 
  6. 長束木綿問屋・坂田藤蔵家
 
  7. 加古川地方の綿作
 
  8. 鴨波里(あわわのさと)
 
  9. 古代の山陽道,二俣を走る
 
  10. 余話・賀古の駅(かこのうまや)
 
  11. 印南野台地①
 
  12. 印南野台地②・二俣は海の底
 
  13. 印南野台地③・二俣は海岸段丘上の町
 
  14. 印南野台地④・段丘と池
 
  15. 印南野台地⑤・寺田用水物語(その1)
 
  16. 印南野台地⑥・寺田用水物語(その2)
 
  17. 印南野台地⑦・寺田用水物語(その3)
 
  18. 印南野台地⑧・印南野の文学
 
  19. 印南野台地⑨・(民話)印南野の野猪
 
  20. 住吉神社①・二俣は阿閇庄. 印南野台地
 
  21. 住吉神社②・二俣の住吉神社の創建
 
  22. 神様!お願いしま~す!
 
  23. 二俣(ふたまた)の地名。
 
  24. 二俣の小字を調べよう
 
  25. お宅の小字は?
 
  26. 二俣集落の誕生はいつ?
 
  27. 新井物語① 二俣の地形
 
  28. 新井物語② 大飢饉(承応三年・1654)
 
  29. 新井物語③ 今里伝兵衛
 
  30. 新井物語④・逆勾配
 
  31. 新井物語⑤・新井と池
 
  32. 新井物語⑥・坂田啓太郎
 
  33. 新井物語⑦・魚つかま~えた!
 
  34. 二俣村は古宮組の村
 
  35. 二俣の思い出
 
  36. 地租改正・重い税でした
 
  37. 何があった?(元禄15~天保5年)
 
  38. 二俣と安倍晋三元首相
 
  39. スベリヒユを食べる
 
  40. 円明寺①・郡西国15番札所
 
  41. 円明寺②・層塔は知っている。米騒動のことを!
 
  42. 円明寺③・権兵衛と結界石
 
  43. 円明寺④・曹洞宗に改宗
 
  44. 二俣探訪:一部・終了